ウソも方便…山下智久「コード・ブルー」第6話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマでは毎回冒頭に、主要キャスト誰かしらのナレーションで、その回のテーマが提示されます。





今回は白石(新垣結衣)のナレーションで、「真実を伝えるのは難しい…」と始まりました。






相手のためを思って、真実を隠しウソをつくことも人にはあるわけで…
真実を暴けばいいというものでもないんですね…
「ウソも方便」とはよく言ったもので…





フジテレビ 月曜21時
「コード・ブルー」第6話



主演―山下智久
脚本―林宏司
演出―葉山浩樹





今回は4組の親子が描かれました…

母の死の真実を知りたがる藍沢(山下智久)と、自殺したと知っていながら事故だったと隠す父親(リリー・フランキー)





自分が末期がんであることを隠し、自分のいる病院に娘を強引に勤めさせようとする父親(中原丈雄)と、勤務先は自分で決めると反発する娘の白石。





大手術の甲斐なく脳死となってしまった少年とその母親。





そして今回最も感動し、泣けたのが…


末期がんで余命わずかなのに、大学受験間近の息子に心配させまいと胃潰瘍とウソをつく母親(キムラ緑子)と、そんなウソは見抜いていながらわざと騙されてあげる息子(太賀)。






この息子が京都での医学部受験のため、母親に別れを言うシーンは…泣けましたね…
(T_T)






この母親はスナックのママで母子家庭。散々男で失敗し息子にウソをつき迷惑をかけてきたダメ母親なんです。





そんな母親のウソを見抜きながら、知らぬふりを息子はして生きてきたんです。自分の力で何とかしなければ…と猛勉強し医学部を受け医者になるつもりなんですね。





そこまで生きていられないと知っていながら…

医学部には合格し…

6年で医者になり…

開業医になっておふくろの店の隣に病院作って、常連客をただで診てやる…





それまで元気でいろ…
今度だけは約束破るなよ…



(T_T) (T_T)
いや~~
なんて思いの詰まった言葉なんでしょう!!
やられました…完全に…





この太賀という子、日曜日に「特上カバチ!!」で借金背負わされる息子を演じてた人ですが、いや~すごい…





しつこいですが
やられました…

セリフもいいんですね…
一つ一つの言葉が…






今回の「コード・ブルー」最大量の涙でした。





太賀って覚えておかなければ…すごいですよ、彼は!
キムラ緑子さんも好きな女優さんなので…

ホント良いシーンでした。




そして、この息子によって相手を思っての隠しごとの大切さを知る藍沢と白石なのですが…





皮肉なことに…




藍沢は父親から、死の直前に母親が書いた手紙が届き、自分のせいで母親が自殺したことを知ってしまい…(なぜ藍沢のせいかは、まだ謎…)





白石は父親から末期がんであることを告げられてしまいます…





更に脳死の少年を担当していた緋山(戸田恵梨香)。





患者と母親に入れ込みすぎるあまり、書類にサインしてもらう前に、息子を抱きしめたいという母親の願いをかなえるため、管をはずしてしまいました。





この母親の兄という、ややこしそうなヤツが出てきて、ゴネだしたので、今後厄介なことになりそうです…




今回の評価は…9





遂に出します!9





いや~ホント泣けた…