もう弱虫じゃない…「曲げられない女」第6話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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前回は璃子(永作博美)、今回は光ちゃんこと藍田(谷原章介)が心を開く回でした…





なぜ、藍田は似合わない警察官僚になったのか?
そこには父親がそうだから…以外の理由もあったのです!






日本テレビ 水曜22時
「曲げられない女」第6話



主演―菅野美穂
脚本―遊川和彦
演出―吉野洋





早紀(菅野美穂)のマンションの上の階の住人(市川知宏)が騒音を出しているので、クレームに行ったら、逆にからまれた早紀を、警察署長の名刺を出して救った藍田。





しかし、早紀と二人で夜道を歩いている時に若いヤツらにからまれたら…





何故か、正体を明かさず、やられ放題になるのです…




早紀の部屋で、なんで藍田は警察官になったのか?という問いに藍田は答えます…





以前、虫にたとえる時藍田は、早紀を「ふんころがし」、璃子を「蝶のふりした蛾」、自分を「きりぎりす」と言ってたのですが…






実は「弱虫」なんだと言うのです…






高校の時、彼女と初めてのデート中、カツアゲにあい藍田はありったけの金を渡して、彼女に「見かけ倒し」と言われてしまいました…






その心の傷を引きずり、警察官僚になって制服を着て部下に守られて弱い自分を隠そうとしたのです…





こんなオレだから早紀に付き合ってくれ…って言ってもそりゃ断られるよ…と
弱音を吐くと…






来た~~
ドドン!
早紀のシャッター全開!!






藍田は弱くなんかない…

私を否定せずに受け入れてくれた…
あなたは強い人なんだ…





私だって…9回も司法試験落ちてて…ホントに受かるか不安で…そんな弱気な自分を抑えてるから爆発するんだ…強い人間なんかじゃない…





こうまで言われたら藍田も泣いちゃいますよ、そりゃ…





こんなに泣いたのは母親が死んだ時以来だ…って…

きっと母親は藍田の良き理解者だったんでしょうね…

それから誰かに甘えたくて、理解されたくて、いろんな女性と付き合ってきたけど、きっと誰も藍田の心の穴を埋めてくれる人はいなかったんでしょう…
常に虚しさだけを感じてたんでしょう…





早紀と出会って自分を偽らず信念に従って生きる姿に惚れたのも、よくわかりました。





心の強さを自覚した藍田は、警察の落ち度を偽らずに会見で発表し、謝罪。おまけに辞めるとまで言ってしまいました!





(この通りしゃべれ…と言われた紙を丸めて早紀のようにくずかごに投げ入れたのは笑えました…(^-^)b)





しかし、いくら何でも辞めるとは…
無謀でしょう…!
どうするんだろう!!





とはいえ、谷原章介会心の演技でしたね…

菅野、永作とのアンサンブルが非常にうまくいってます!





どうやら早紀も璃子も妊娠してる様子、どうなってしまうんでしょうか?





今回の評価は…7





しかし、どんどん好感度アップの藍田に比べて、ダウンしっぱなしの正登(塚本高史)。





塚本高史が気の毒に見えてきました…
( ̄▽ ̄)b