家族思いの龍馬…福山雅治「龍馬伝」第7話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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週末は書くべきドラマが多くて、ついこのドラマ書きそびれてしまいがちですが…やはり書いておかないと…ね。
(^-^ゞ






NHK 日曜20時
「龍馬伝」第7話




主演―福山雅治
脚本―福田靖
演出―渡辺一貴





死期の近い父(児玉清)を連れて、家族と浜辺へ来た龍馬(福山雅治)が夢を語るシーン、ぐっときましたね。




黒船みたいな大きな船に家族みんなを乗せて、世界を一周する…






龍馬らしい大きな夢ですね…

坂本龍馬は日本で初めて新婚旅行した人だそうですが、殺されずに明治まで生きてたら…

ホントに家族と世界一周くらいしたかもしれないな…
と思えてしまいました。

志半ばで殺されてしまう…と分かって見ているだけに、余計に切なく感じてしまうんですね…





河田小龍(リリー・フランキー)に龍馬は大きいことをしでかす器があると太鼓判を押され、喜びつつも、その大成した姿を見れない無念に涙した父でしたが…




大きな夢を語る息子の姿は頼もしかったでしょうね…





回を追うごとに龍馬が人間として成長していく姿が、しっかりとこのドラマは描かれており、それを見る楽しみがありますね…





龍馬、武市(大森南朋)、弥太郎(香川照之)のそれぞれの方向性がはっきりしてきて、その違いによる葛藤が今後面白みを増していくんでしょうね…





攘夷の考えにこり固まり、テロリスト集団を築いていく武市の顔が、やたら怖くなっていってますね…





今回出色の演技を見せたのは、リリー・フランキー。





このNHKらしからぬキャスティングの妙に感心しました。





飄々と世界の中の日本を語るあたりの、肩の力の抜けた演技。
うまく見せようなんて欲が皆無の自然体の演技は映画「ぐるりのこと」の時と同じく、なかなか役者にはできないことで、すごいことです。





リリーと児玉清とのやりとりは、淡々としていながら、深く心にしみるシーンでしたね。





今回の評価は…7





よく考えたら、福山雅治って龍馬が死んだ年齢より上なんですよね…





若いなぁ~






ハイビジョンの大きな画面で見ても、きつくないですもんね…肌の色ツヤとか…





うらやましい限りです…
(^_^ゞ