今回は前回のように泣ける回というより、心にずしりと重く響く回でした。
テーマは「結果」。どの世界でもそうですが、どんなに努力をしても、それが結果につながらなければ評価はされない…
「結果がすべて…」
私めもテレビの世界に身を置く者として、「視聴率」という結果によって様々な苦い経験をしてきました。
しかし、医師の場合、それが患者の生死にもつながるわけで、そのシビアさは比べものにならないほどです…
フジテレビ 月曜21時
「コード・ブルー」第7話
主演―山下智久
脚本―林宏司
演出―西浦正記
珍しくフェロー4人で酒を飲みに行き、そこで…
父が末期がんと知った白石(新垣結衣)は酒乱状態。
母の死は自分の誕生に原因があったと知った藍沢(山下智久)も、無言でおかわりを要求し(笑) 、かなりの泥酔状態。
…と前回のショックを引きずっています。
ところが、もっと深刻なのは緋山(戸田恵梨香)で、前回担当した脳死状態の少年の母親に、最期に抱かせてあげるため同意書にサインも貰わない内に管を抜いたことが大問題に…。
母親の兄が医療過誤だと怒鳴りこんできて、緋山のことを「人殺し!」とまで言ったのです。
母親のために良かれとしたことなのに、それはあくまで「ミス」とされてしまったわけです。
西条(杉本哲太)が同じような経験が過去にあったらしい三井(りょう)に言ってたように、
それが正しいと思ったことでも結果が悪ければ、ミスにされてしまう…
そうならないよう自分を守らないと…
患者に肩入れしすぎないよう西条はやってきたんでしょう…
お前は昔から変わらない…と緋山に厳しく同意書を取るように言わなかった三井を責める元夫の橘(椎名桔平)も、以前は三井のようだったのが、西条のようにある時から変わったんですね…
医師には必ずそういう試練の時が待ち構えているんでしょう…
ヘリの出動先で、冴島(比嘉愛未)が器具を忘れるミスがありながら、難手術を成功させた藍沢が言った…
成功すれば勇気ある決断だったと言われ、失敗すれば人殺しと言われる…
医師は結果がすべてだ、
それで良いと分かっているけど、時々むなしくなる…
ホント、その通りですね…西条も橘も割りきってはいても、むなしさはずっと抱えているはずです。
しかし、たった1度のミスで今まで積み上げてきた努力がすべて帳消しになってしまう…というのもよくあることで…
診療を無期限停止処分になってしまった緋山はこの先どうなってしまうんでしょう…
こんなことで、若く優秀な子の未来が閉ざされるのは、やりきれないことですよね…
部長(児玉清)の沈痛な表情もよくわかります…
病院としては謝罪しないようですが、今後の展開が気になりますね…
さて、白石は父にがんの治療法をいろいろ勧めますが、すでに父も知ってることばかり…
恋人の死からなかなか立ち直れない冴島を心配する藤川(浅利陽介)も、必死で慰めますが…
冴島は悟史からの留守録をいまだに残していて、その声を聞いては涙している様子。
また、このメッセージが良いんですね。死んだあとも感動させてくれるとは…
悟史…すごいです…
でもって、藍沢は父に母親の死の真相を聞きに…
実は、藍沢の両親も研究者という結果がすべてのところにいたらしいのですが…
藍沢を出産するときの弛緩出血がもとで子宮摘出ということになり、そうなった自分を責めて心の病いに…
自分の顔を見たら余計ツラいだろうと父は姿を消し、その後母は自殺したとか…
逃げてしまった父を憎いと思ってしまう…藍沢。
無理もないですね…
事実を隠していたばあちゃんに藍沢はどう接するのでしょう…
ばあちゃんは悪くはないんですがね…
今回の評価は…
ちなみに視聴率は…
15.9%
(前週比0.1%)
録画してじっくり見ている人が多いようなので、まぁこんなもんでしょう…
( ̄▽ ̄)b