折角できた友達なのに…「曲げられない女」第7話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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これまで自分の考えを曲げずに生きてきたために、なかなか友達ができなかった早紀(菅野美穂)にとって、32歳でやっとできた友達だったのに…





妊娠という事態が、折角築いた友情に亀裂を生んでしまう…シビアな回でした。




日本テレビ 水曜22時
「曲げられない女」第7話



主演―菅野美穂
脚本―遊川和彦
演出―木内健人






正登(塚本高史)との間の子供を妊娠していることがわかった早紀。





困ったことに出産予定日は司法試験の頃。
産むか?
中絶して試験を受けるか?
難しい選択を早紀はしなければならなくなります。





妊娠がわかってからの行動がいかにも早紀らしくて…




産科の女医(片岡礼子→この人ドラマにはあまり出ませんが良い女優さんです…)になぜ妊娠したかを、まじめに細かく説明したり、
産むべきか堕ろすべきか意見を求めたり…

今までどうするか悩んだ時は、そうしてきたように、思ったことをすべて文字に書いて答えを導き出したり…(すごい量の書類になってましたけどね…目)





その結果、早紀がたどり着いた答えは堕ろして試験を受ける…というもの。





友達と見込んで藍田(谷原章介)に妊娠中絶同意書の署名を頼むのです…





しかし、自分も3人めの子供の妊娠が分かった璃子(永作博美)は、早紀の中絶には反対で、正登に教えて連れてきます。





新しい彼女ができたのに、子供ができたと知ったら、また気が変わったのか、正登は勝手に堕ろすなんて決めるな…俺の子供を産めよ…お前の夢なんかどうでもいい…





と、また最低なことを言ってしまいましたよ…この人。
最低男の道をまっしぐらって感じです…





そんな正登を連れてきた璃子を、藍田や早紀はなじります…
璃子なりによかれと思ってしたことだったんですがね…





その後、早紀は不倫して未婚の母になったけど認知してもらえない依頼人の相手の男のところへ怒鳴り込みに行ったりすることがあって…





母性がめざめたのか…
子供も産むし、試験も受ける…という選択に至ります…





そんなムチャなことして両方ダメになったらどうすんの!?
毎日勉強、勉強って日記に書いてればいいってもんじゃないのよ!

と反論すると…
日記を見られたと知った早紀はプッツン!!
(#`皿´)






私を理解してくれない友達なんて要らない…とまで言ってしまいます!





この言葉、言っちゃあダメですよね…





璃子も藍田も出て行ってしまいます…





璃子も妊娠のことで悩んでるし…
藍田も警察をやめ、親には勘当され、この先何をやっていくか悩んでるし…






友達を必要としている時なのに…





俺は一番嫌いなのが争いごと。二人がケンカするのは見たくなかった…って言う藍田の言葉が切なかったです…





それぞれに事情を抱えた大人どうしの友情の難しさを痛感しました…





菅野、永作、谷原の心の表裏を見せる難易度の高い複雑な演技が堪能できる回でした。





きっとこの3人、また和解してくれるとは思いますがね…





予告では3人で踊ってたし…





今回の評価は…7





永作はリアルに妊婦ってとこがすごいですよね…





迫力を感じます…
(*^-')b