不思議に引き付けられる…「八日目の蝉」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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ちょっと不思議な魅力に包まれた作品です…




NHK 火曜22時
「八日目の蝉」第2話


主演―檀れい
脚本―浅野妙子
演出―佐々木章光





「八日目の蝉」ってタイトルがまた意味深ですよね…




どういう意味なんだろう?蝉って何日で死んじゃうんでしたっけ?





今回は刑務所に入っている希和子(檀れい)が、娘(…と言っても不倫相手の子)に宛てて手紙を書いているシーンから始まりました。




どのようにして刑務所に入るに至ったかを、今後やっていくという意味で、「スマイル」の松本潤と同じパターンですね…





…で、その手紙を書いている傍らにも意味ありげに、蝉のぬけがらが置いてあるんです…





うーんしょぼん
どういう意味なんだろう?




まぁ、それは追い追い考えるとして、赤ちゃんを奪って逃げた希和子は、行くあてもなく昔住んでた名古屋へ。





そこでゴミ屋敷に住む老女(倍賞美津子)と出会い、その家に身を寄せます…





しかし、親族ともめてるらしく巻き込まれてはいけないので、早々にそこは出て、老女の教えてくれた「エンゼルの家」に。





せっかく倍賞美津子が、やっぱり上手いなぁ~って演技をしてるのに…
あっさり終わり!!





何せ全6回ですから先を急がないとね…





でもって、着いたそこは怪しげな宗教団体みたいな所で、行くあてがなく困っている女性たちが、共同生活をしている施設。





入所するには面接試験をパスしなければならず、その面接官が高畑淳子。





いつになく低い声でテンションも低く演じてる高畑さん。なかなか不気味な感じで威圧感がありました。





さすが舞台で鍛えてきた方だけに演技に幅があります。





そんな高畑に一歩も引かず、娘と生きていけさえすれば!と大見得をきる檀れいもなかなかのものでした。




か弱げに見えて、芯の強さを感じさせますね…この檀れいって人は…





やってることはメチャクチャなことなのに、不思議と肩入れしたくなります。





結果、入所を許された希和子。そこへ教祖的な存在のエンゼルさま登場…





これがニコニコした藤田弓子。その笑顔がうさんくさくて何か裏がありそうなところが、さすが!って感じでした。





このドラマ、キャストが渋いながらも実力派で固めていて緩みがありません。





今回の評価は…7





視聴率は度外視して見続けたいと思います!!