親からの期待…「ヤンキー君とメガネちゃん」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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とかく、おふざけが入って軽く見てしまいがちな作品ですが…





今回は将来の進路をめぐっての至ってシリアスな話でした。





TBS 金曜22時
「ヤンキー君とメガネちゃん」第8話




主演―成宮寛貴、仲里依紗
脚本―永田優子
演出―川嶋龍太郎




開業医の父(古田新太)からは、長男でありながら大地(成宮寛貴)は全く期待をされていない…





何でも本音で言い合える家庭のようでも、自分は理系に進み医学部に入って医師をめざす…って言い出せない…。





一方、親は法律事務所を経営し、それを継がせるため期待をかけられている千葉(小柳友)。





そのため自分は理系に進みたいのに、我慢してあきらめようとしている…。





親から期待されている千葉と、されていない大地。





お互い相手がうらやましくもあり、そこに満足しない相手をなじり言い争う2人。





「思い描く自分」になりたいのに…
そんなジレンマの痛みが、成宮、小柳の好演でよく伝わる回でした。





最終的に、それぞれ思い描く自分へ進むことを、親に言うことができたわけで、後味のいい話でした。





もちろん、そんな大地を見守り後押しする花(仲里依紗)の存在もちゃんと光ってましたが…。





今回の評価は…7





内容的にはもうちょっと視聴率を取って欲しい作品なのに残念です…!
( ̄▽ ̄)b