大河ドラマは1年近い長丁場ですから、そうそう毎回が充実した内容で感動的とは限りません。
今回はこんな回もあるよな~って感じの回でした。
NHK 日曜20時
「龍馬伝」第24話
主演―福山雅治
脚本―福田靖
演出―梶原登城
池田屋事件以降も新選組の攘夷派の探索は続き、龍馬(福山雅治)はおりょう(真木よう子)の家に身を寄せます。
おりょうとの仲が深まるための今後へのフリですね。
そして、龍馬にとって重要な存在となるもう一人の女性、寺田屋のお登勢(草刈民代)も登場しました。
龍馬の亡き実母と瓜二つという設定なんですね。
まぁ龍馬についてはそんなもんで、あとは武市(大森南朋)と以蔵(佐藤健)のその後と、武市と妻富(奥貫薫)の心の通いあいでした。
しかし、はっきり言って武市が東洋殺しの黒幕なのは事実なので、関係ない収二郎や以蔵が拷問されてるのに白状しない武市は、単なる臆病者にしか見えません。
だから見ていて肩入れができないんです。妻の富さんには同情しますけど…
娘ができた喜びを富に話し、富に子供がいないのに気付き謝る弥太郎(香川照之)を、気遣いのできる優しい人と富が指摘するシーンは良かったですね。
しかし、なんで武市は潔く認めないんでしょうか?
それが間違ってなかったと思うなら、なおのこと認めて死を選べばいいのに…
以蔵がかわいそうでなりませんでした…
武市のせいで苦しみ続けてきたのに、まだここでも痛めつけられて…
今回の評価は…
話がなかなか先に進みませんね…