海軍創設は夢と散り…福山雅治「龍馬伝」第25話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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勝海舟(武田鉄矢)のもと、各藩から集まった若者たちによって海軍を作ろうと修練を積んでいたのに…





脱藩者や池田屋事件に絡んでいる者がいたために、海軍操練所は閉鎖に追い込まれます…




NHK 日曜20時
「龍馬伝」第25話



主演―福山雅治
脚本―福田靖
演出―渡辺一貴





今回はいろいろと気になってしまうことが多かったですね…





その1…

草刈民代の寺田屋お登勢の棒読み京都弁。





この人、雰囲気のある女優さんであることは認めますが、船宿を切り盛りする女将さんには見えないし…





「新参者」の時もひどかったけど、基本的にセリフが棒読みっぽい人なので、その人が京都弁を使いこなせるわけもなく…





京都弁を無理に言ってる感が強く、わざわざ龍馬の亡き母と瓜二つという設定にしてまた出す必要があったのか疑問でした。





ここはやはり戸田恵子や高畑淳子的な熟練の脇役者に演じて欲しかったです。





「母上」「龍馬」と呼びあうシーンとか見ていて、こそばゆかったです。
(^_^ゞ





その2…

田中哲司の徳川「眉無し」慶喜がイヤなヤツすぎ…





エッジのきいたキャラにしたい意図はわかりますが…仮にもかつて大河ドラマでモックンが主演した人物ですよ…
ちょっと描き方があんまりでは…?
なんで眉無しなのか分からないし…





同じことが

ただのアル中みたいになってきた山内容堂(近藤正臣)にも言えるし…

ただの拷問野郎みたいに、毎回毎回拷問してる後藤象二郎(青木崇高)にも言えるし…





ちょっと疑問に思えてきました。





その3…

龍馬の「普通の人」部分を描いてきた方向性の行き詰まり。





歴史を動かす人間になっていくにしたがって、今回ならお登勢や龍(真木よう子)とのからみとかが、そんなことしてる場合か…的に思えてしまうようになってきて、





そのアンバランスさが気になってきました…





これは「龍馬伝」の従来の龍馬ドラマとの差別化なので、無くすわけにはいかないんでしょうが…難しくなりつつありますね。





以上3点が気になってしまったので書いておきます…




あと早く以蔵(佐藤健)を楽にしてあげてください…





武市(大森南朋)もさぁ…早く私が殺させましたって白状して、自分が毒饅頭食えよ!って思ってしまいました。





今回の評価は…6





次回は西郷さんが登場しますね…
どんな描き方をするんでしょうか?