子供たちを金メダリストにしようとする母親の話というのが突飛すぎるこのドラマ。
天海祐希の本来の良さがあまり感じられないのが難点なわけですが…
フジテレビ 木曜22時
「GOLD」第2話
主演―天海祐希
脚本―野島伸司
演出―河毛俊作
初回より堅苦しさはだいぶ取れはしました…
悠里(天海祐希)と秘書リカ(長澤まさみ)のボケツッコミのやりとりの中で、悠里が自説を主張するようになったからでしょうか?
この2人のやりとりをドラマの売りにしていく感じがありありとわかりました…
でも、「しゃちょ~っ」ってしかめっ面する長澤まさみの演技、なんだかなぁ~って気もします。
悠里がリカちゃん人形のコレクターっていうのは笑えましたが…
しかし難点はまだあって、金メダルをめざす子供が、そうは見えないこと…
長男の洸(松坂桃李)なんて、胸板が薄くてスイマーの体型じゃないですから、金メダルめざす凄みというか、リアルさが薄いんですね…
そこが大切なはずなんですが…
でないと悠里が言ってることが絵空事になってしまいますからね…
長女の晶(武井咲)は丈治さん(反町隆史)に思いを伝えたのに、自分はお前が生まれる前からお母さんが好きだと言われて、カメラマンになびいてしまうし…
困った子供たちです…
それにしても何もそんな身も蓋もないこと言わなくてもね~
丈治さん、
やる気なくすようなこと言うな…って。あんたコーチでしょ!
ちょっとは面白くなってきましたが、まだまだ問題の多いドラマです。
今回の評価は…
様子を見てみます…
しばらくは。