このドラマ、制裁されるのが卑劣で許せないヤツであればあるほど良いわけで…
今回の男とかは、そういう意味では相当許せない部類のヤツで…
フジテレビ 火曜21時
「ジョーカー~許されざる捜査官」第4話
主演―堺雅人
脚本―武藤将吾
演出―石川淳一
今回、伊達(堺雅人)たちが闇の制裁をしたのは、心神喪失を装い、無差別殺人をしながら無罪が確定した椎名(窪田正孝)という男。
コイツはとことん性根の腐った人間で、高校時代タバコを吸っているところを通報され退学に追い込まれたのを逆恨みし…
その通報者皆瀬(甲本雅裕)を苦しめるために、父子家庭で大事にしてる娘桃子を殺したのです。
しかも、罪にならないように心神喪失を装い、桃子以外の人間も無差別に刺していった…
巻き込まれた人たちはたまったもんじゃないですよね。
ホント、なんで無罪になるのか?不思議でしょうがないんですが…
一度無罪が確定したら、もう同じ罪では裁けないっていうのも…こういう場合不条理なことになってしまって…。
伊達と久遠(錦戸亮)は椎名と桃子のつながりを探り、カラオケ屋の防犯カメラのテープから椎名の補導シーンを見つけ、皆瀬とのつながりにたどりつきます。
まどか(杏)を人質にとって、伊達に椎名を連れてくるよう指示する皆瀬。伊達は椎名を内緒で連れ出します。
その移動の車中で、椎名のニセ心神喪失を指摘する伊達。もう無罪確定したんだからいいでしょう?と安心させたら…
それまで心神喪失のフリをしてた椎名は、真顔になって正体をあらわし…
ここの窪田正孝の演技は凄みがあり…ゾッとしましたね。
さすがにそこで神隠しするわけにはいかず、皆瀬は逮捕。
罪は軽くなるようあすかが計らってあげましたけどね。
一旦病院に戻った椎名は、何者かによって深夜に退院措置に。
そこで待ち構えていた伊達に「お前に明日は来ない」の決めゼリフで麻酔銃を撃たれ…
しかし、椎名は自分だけで心神喪失を装えたと思ってるのか!?と意味深な言葉を残します。
ん!?
どういう意味だ?
そんなことして得するヤツなんているか?
そして、もう1人、怪しさが増してきた井筒課長(鹿賀丈史)。
椎名を病院から出したのは井筒では?
…ってことは、井筒、伊達、マスター(大杉漣)の分業?
今回もチラ見せで、牢獄っぽい所に入れられてたけど、どこで、彼らは何をさせられてるのか?いまだ謎…
いろいろ知りたくなってきました。
今回の評価は…