最終回、落ち着くところに落ち着いた感じでしたが…
NHK 火曜22時
「天使のわけまえ」最終回
主演―観月ありさ
脚本―吉田紀子
演出―福井充弘
くるみ(観月ありさ)と婚約していながら、金を持ち逃げし、おまけに急に息子がいることを明かし預かって面倒をみて…と勝手に押し付けていく…
とんでもない最低男の和也(細川茂樹)がふらりと戻ってきました。
どのツラ下げて…って感じですが、
くるみも怒るし、
ツラい思いをした康太(野村周平)も怒るし…
よくできた息子の周平は、親戚に連絡し、自分だけ離れて暮らそうとしますが…
くるみは一緒に和也も行かせます。
また始まったくるみの孤独の暮らし。
美味しいものを食べれば元気が出ると田舎の祖父母は言ってたけど…
料理は食べてくれる人がいないと、作る張り合いがありませんからね。
一人で食べても…。
結局、ラストで和也と康太は戻ってきて3人で暮らすって感じで終わりましたが…
大丈夫か?この男!?
って疑問は残りました。
今回の評価は…
このドラマ、美味しい食べ物がいかに人の心に訴えかけるものがあるかを、教えてくれました。
しかもどれも華美な食べ物でなく、至ってシンプルなもので、それを丁寧に作るといかに美味しいか…
心癒されるドラマで、
改めて観月ありさの度量を知り、
吉田紀子の手堅くしっかりと書きこまれた脚本のうまさにうなりました。
5回で終わるのが惜しい作品でした。
あと切れ長の目で、いいツラがまえをしている野村周平を覚えておこうと思います。
(^-^)b