なるほど…そういうことなのか!?と視聴者を驚かせる仕掛け…
確かに上手い…
さすが野島伸司だ…
しかし、主人公のもくろみがわかっても、やはり感動はしない…
策士、策におぼれる…とはまさにこのこと。
残念ながら共感が持てない…の1点で、虚しい結果となってしまっている。
このドラマの視聴率的な失敗の要因は、名手野島伸司のうぬぼれ脚本にあったのです。
フジテレビ 木曜22時
「GOLD」第10話
主演―天海祐希
脚本―野島伸司
演出―加藤裕将
要するに悠里(天海祐希)は選考会を前に怖じけづいた長男の洸(松坂桃李)に再びやる気を取り戻させるため、賭けに出たわけですね…
次男の廉(矢野聖人)に命の危険があると承知で、代わりに水泳をやらせて…
廉はそんな母親のもくろみを薄々感じながらも、期待に応え、兄を選考会に引っ張り出すわけです…
ムチャしたら死ぬかもしれないのに…です。
いくらブレない…と言っても、この極端な考えには、やはりついていけません…
そこには脚本家野島伸司の現代の家庭像へのアンチテーゼがこめられているんでしょうが…
今回もそんな悠里のセリフがありましたが…
どうもね~
あと、今さらながらですが、なぜエドはるみなんでしょう…?
見ているこっちが恥ずかしくなります…
今回の評価は…
晶(武井咲)とエドに迫られて、丈治(反町隆史)はモテモテでしたね…今回。