秋ドラマの中で私め的には期待度2位(1位と僅差ですが…)だったのがこの作品。
10月14日スタート
フジテレビ 木曜22時
「医龍3」
主演…坂口憲二
脚本…林宏司
演出…久保田哲史ほか
第1シリーズが始まる時は、坂口憲二が名医って大丈夫か!?って思ったものですが、ボロが出ないように寡黙な男にしたのが効を奏して、徐々に天才外科医に見えていきました。
なぜか夜屋上でスモークの中、なぜか上半身裸で手術のイメトレするなんて、変なところもありましたが…。
小池徹平や水川あさみ、池田鉄洋、阿部サダヲらチームドラゴンのメンバーの個性もしっかりと描かれているのが強みで…
特に天才的な麻酔医の阿部サダヲは、人の体重を見抜いたり、麻酔で患者を落とす時に独特の数え方をしたり…
お約束があって、私めのお気に入りのキャラクター。この人無くして「医龍」は無いとさえ思います!!
もう1人このシリーズに欠かせないのが、野口部長役の岸部一徳。
単なるワルではない、あいまいなのらりくらりとした狡猾さがたまらない良さで、岸部の間違いなく当たり役の1つ。
この2人が今回も楽しみ。
「GM」では筆が鈍った林宏司も、本来の良さを取り戻してくれると思います。
またこのドラマの音楽がいいんですね。特に手術シーンなどクライマックスに流れる曲のかっこよさは秀逸です。
フジテレビの医療ドラマの手術シーンのカメラワークの上手さも堪能したいところ。
視聴率は16~18%は手堅くとると思います…