日曜21時枠で、あえて老舗のTBS日曜劇場にドラマで対抗したフジテレビ。
ところが第1回、フタをあければ視聴率はダブルスコア以上の大差でTBS「獣医ドリトル」が圧勝。
そんなに大差がつくほど中身に差があるのか!?…視聴率は互角などと予想してしまった私めとしては、反省しつつ見てみたわけです…(汗)
フジテレビ 日曜21時
「パーフェクト・リポート」第1話
主演…松雪泰子
脚本…浜田秀哉
演出…石川淳一
見たところ、さほどひどいわけではない。
それなりに良くできている…とは思いました。
しかし、あえてTBSに対抗するにしては、無難すぎてインパクトがない…
手堅いテーマを
手堅いキャストで
ちょっとスタイリッシュに作っただけ…という感じ。
このメンバーならこのくらいの演技をして当然という演技しか、どのキャストもしていない…
松雪以外の小出恵介、要潤、相武紗季、小日向文世は主演もできるメンバーなのですが…特にどうということなし。
相武紗季の女子アナの媚びた笑顔がいかにも…ってぐらい。
かえってヒロインと同期でニュース番組を仕切っているデスク役の平山浩行の方が遊軍のメンバーより光っていました。
私めはテレビの仕事をしてますので、こういったテレビの内幕もののドラマは、あまりに現実と違っていてどうもシラケてしまいます。
なんで同じテレビ局にいるスタッフが作っているのに、こんなリアリティーがないのか?といつも不思議でなりません。
今回で言えば、遊軍班の記者が、総理の囲み取材に突如現れてぶしつけに質問するなんてあり得ないわけで…
…んなわけないだろ!!
ってなってしまうわけです。
まぁそれでも面白ければいいんですけどね…
今回の総理のニセ入院騒ぎも無理にイイ話に持っていった感が強くて、脚本の拙さを感じました。
今回の評価は…
次回どうなるか気になる要素はあまり無いのですが、まぁしばらく見てはみます。