今回のシリーズは前半、医師同士の争いに主眼が置かれ、「医龍」本来の手術シーンが見られなかったのですが、
後半になってやっと、ドキドキな手術シーンが見られるようになり…
最終回は、なんとトリプル同時手術というド派手なパフォーマンスでしめくくりました…
フジテレビ 木曜22時
「医龍3」最終回
主演…坂口憲二
脚本…林宏司
演出…水田成英
野口(岸部一徳)が受け入れたロシアの有名ピアニストの手術と、
黒木(遠藤憲一)とかつてチームを組んでた高瀬(渡辺いっけい)の妻の手術を同時にやることになったチーム朝田…
なぜ同時にやらなきゃダメかよくわかりませんでしたが、まぁそれはいいとして…
…で、人が足らないのでシリーズ2に登場した系列の病院の外山(高橋一生)と野口(中村靖日)が助っ人に。
片や、朝田(坂口憲二)を執刀医に伊集院(小池徹平)と荒瀬(阿部サダヲ)。
片や、加藤(稲森いずみ)を執刀医に外山と野口。
それぞれやけに難しそうな手術。
…で手術は始まるわけですが、
順調に行っては面白くないわけで、病院に母の手術が心配で来た高瀬の娘が肺塞栓で倒れかつぎこまれます。
既に病院にある人工心肺は2つとも使用中で、他の病院に行くのでは手遅れになる…
どうする?って時に、朝田が母の人工心肺を一度外し、その間に同じのを使って娘の手術を済ませるという奇策を言い出す。
黒木も手術に加わり、更には腕のいいMEだった高瀬まで加わって、3人同時の手術を敢行する…
まぁ…次から次へすごい展開をするもので…
ムチャにも程があるってなもんでしたが、あまりの迫力に引き込まれるのもまた事実で…
そこが「医龍」の魅力なんですね…
最後の力をふりしぼった黒木はチーム朝田に入れて欲しいと朝田に頼み、お前はすでに一員だと言われ、微笑んで死んでいきます。
結局、鬼頭(夏木マリ)はまた医療の現場へ、野口は医療評論家に、伊集院は黒木のあとをつぎカテーテルの医師に、朝田はまた戦地へ?
まだ続編を作る気が満々のようです…
今度やるときはいつものパターンに戻して欲しいです。
今回の評価は…