初回2時間SPは逆効果…北川景子「LADY」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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なんでTBSは同じ過ちを繰り返すんでしょう。





TBSってやたらとドラマの初回を2時間SPでやりたがるんですね。





しかし、「渡る世間は鬼ばかり」とかならいいですけど、普通のドラマなら2時間もたせるのはそれなりの内容でないとダメなわけで…だらだら長かったりすると「あ~これ見なくていいや…」になってしまい、まさに逆効果。





今回の初回2時間SPも、恐れてた通りでした。





TBS 金曜22時(初回21時~)
「LADY~最後の犯罪プロファイル~」第1話



主演…北川景子
脚本…荒井修子
演出…平野俊一





いやぁ~長かった~。
途中、だらけて早送りしちゃおうかと思ったくらい…




なるほどプロファイリングって頭脳作業なので、映像的には動きをつけるのって難しいんですね。





なので、殺人現場へ行って犯人の行動を想像するとき、CGで黒いシルエットが出てきたり…
それなりの工夫はしているんですが…





どこかまだ警察内部でも懐疑的な人物がいるように、絵空事っぽいんですね、全体的に。





特にこれも恐れていた通りというか、プロファイルチームをおしゃれな感じに描こうとしているのが、その絵空事っぽさをより強めてしまっているわけです。





その象徴が主演の北川景子で、同じ枠の前クール「SPEC」で戸田恵梨香の女刑事がボサボサ頭のスッピンに近い顔だったせいか…




バッチリメイクにモデルのような体型、カッコいい服装って…悪く言えば頭良さそうに見えなくて薄っぺらな感じがしてしまう…んです。





別に北川景子が嫌いというわけではなくても…





懸命に取り組んでる役で、北川自身も懸命に取り組んでるのはわかるんですが…損してますね。明らかに。これは脚本、演出の問題でもありますが…





そりゃ~警察も信じにくいわな…って感じ。
他のメンバー、木村多江と須藤理彩はまだしも、やけにすかした感じの要潤も、パーマのかけすぎで服装もメガネもユニークにしすぎの平岡祐太も、絵空事さを強める手助けをしています。





警察側の今回だけで死んでしまった竹中直人や、ユースケサンタマリア、小澤征悦がリアルに地味なだけに余計またそう感じるんです。





そんなことを考えながら…なんか面白くないな~このドラマ…と思って見ていたら…





犯人がDAIGOとわかってから、急に面白くなりました。DAIGOってこんな演技もできるんだと見直しましたね。完全に主役を食ってしまう凄味があった…





なので今回の評価は…
6





初回の視聴率はまだしも、このドラマ、第2話で確実に視聴率下がりますね。
遠からず10%も割るかも…
( ̄▽ ̄)b