当たり前なことなのに、それすらできていないドラマがあるので…
期待どおり「大人のドラマ」でした。
ただ想像と違ったのは、１話完結で事件を弁護していくのではなく、連続していく話なんですね…
しかも政官界の不正を暴くような大げさな話で…
テレビ朝日 木曜21時
「告発～国選弁護人」第１話
主演…田村正和
脚本…竹山洋
演出…藤田明二
冒頭からいきなり法廷シーン。佐原(田村正和)が親友の岡部弁護士(橋爪功)を弁護している。岡部にはレイプ疑惑がかけられている…
被害者の麗子は釈由美子で、見るからに岡部を罠にかけたっぽい悪女。佐原が追及しだすとトイレに行くふりをして逃げてしまう…
それっきり行方知れずで裁判は終わり、岡部の汚名だけが残る…
これは国会議員の不正を探っていた岡部を追い落とすワナだったようで…
それから時は経ち、佐原は夫殺しの波子(木村多江)の弁護人に。
実は波子の夫(布施博)は国交省官僚(相島一之)と癒着している業者で、岡部が探っていた議員の不正にまでつながる話のようで…。
そこを探っていた地検特捜部の山縣(北村有起哉)が、崖から転落死。他殺の疑いがあり一緒にいたのが麗子だったらしいと判明。
また、実は波子と山縣は不倫関係にあったことも…
なかなか込み入った話で、あれよあれよと展開していきましたが…
役者がそろっているので見ごたえはありましたね。
佐原の手助けをして情報を集める仲間の弁護士役の近藤芳正がいい味を出していて、橋爪功がホントに善人かつかみかねる感じが流石、木村多江はやはりこういう薄幸そうな役がよく似合います。
相変わらず真矢みきが、ちょっとウザいのが難ではありますが…
あと心配した田村正和のセリフですが、その時の体調によるのかちゃんと聞こえる時と聞こえにくい時とまちまちでした。
今回の評価は…
