子供はやっぱり子供?…江口洋介「スクール!!」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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初回見た時は、今どきの小学生や教師がリアルに描かれているから面白いと思ったのですが…





第2話はそのトンガった感じが減って、主人公の熱血校長寄りの話になってしまいましたね…
そこが不満といえば不満でした。





フジテレビ 日曜21時
「スクール!!」第2話



主演…江口洋介
脚本…秦建日子
演出…土方政人





校庭で放課後とかに遊ぶ生徒がいないのを残念に思う江口洋介演じる成瀬校長は、自分が子供の頃にやったSケンを生徒たちに広めようとします。





最初はわずかだった生徒は次第に数が増えていきます。





その中には両親がモメていていてツラい思いをしている女の子もいれば…





両親や祖父母が勝手に将来進む道を決めてしまい、自分の意見を聞いてもらえない男の子もいます。





前から女の子のことが好きだった男の子は、Sケンを一緒にやるようになって親しくなり…





スカイツリーの見えるお気に入りの屋上で、女の子から突然キスされます。





しかし、男の子の友達がそれを写メに撮ってネットに流す…という大人みたいなことをして大問題に。





(今の小学生は学校で普通に携帯を使ってるんですか…?)





でもって、男の子の家族がどかどか学校に乗り込んできてSケン大会は中止にしろ、女の子は転校させろと言うのです。





ひるんで無理やりキスされたと女の子のせいにする男の子。





しかし、実際引っ越してしまうと知り、お別れかと思ったら勇気が出て、真実を話し、女の子の家へ。





悲しいお別れかと思ったら、桐原(西島秀俊)に知恵をつけられた校長の粋なはからいで…





引っ越しはするものの、隣町で学校を選べるので転校せずにすむという話。





生徒役の子がどちらもしっかりした演技で、なかなか見ごたえはありました。





桐原が簡単に校長になびいたわけではないので、まだまだ今後に期待が持てそうです。





いつの時代も子供は変わらない…なんて安直なオチにだけはしてほしくありません。





視聴率が下がってしまったのは残念です。
印象が地味だからですかね。





今回の評価は…7