ちょっと初回見て期待したほど、その後はイマイチで物足りなかったんですが…
今回は各人物のキャラも活きて緊張感のある回でした。
テレビ朝日 金曜21時
「悪党~重犯罪捜査班」第5話
主演…高橋克典
脚本…深沢正樹
演出…塚本連平
話の筋自体は本当に悪いヤツはバレバレで、どうってことないのですが…
それにからむ警察の連中がキャラどおりに動いてくれて、その過剰な濃厚さがたまりませんでした。
その最たる例が「♪オイラは~チャンピオン」とやたらに歌う村上弘明の警務部長。イヤ~な微笑を浮かべながら、滝沢沙織の記者といつのまにかそういう関係になっていて、Vシネマみたいなエロさを醸し出すわ…
ラストは中華料理屋でムシャムシャ食いながら、富樫(高橋克典)に大金を投げ渡すわ…
ワルっぷり全開で、あのねっとりした目つきが何とも言えません。怪演です。
富樫がホントにワルなのか、何か目的があって言うことを聞いているフリをしているのか、そこはわかりません。
それよりヤバいのはヤクザと癒着している鈴木浩介。かなりズブズブの関係で、借りを作っている様子。
平山浩行に注意されてましたが、逆にお前が別れた?妻に無言電話かけて嫌がらせしてるのを知ってんだぞ…と脅してました。
その平山は張り込み中に息子から無言電話お父さんじゃないよね…って電話がかかってきて、言い訳している間に家から出て行くのに気づかず死なせてしまうミスをしてしまいます。
この問題児2人は今後まだトラブルを起こしそう…
内山理名のDV彼氏は出てこなくなりましたね…
どうしたんでしょう?
そして、婦警相手にニコニコしてる課長(梅沢富美男)は今回は何度も凄みを見せ、実は怖い人なんだというのがアピールされてました。
その課長に狂犬と言わしめている富樫が、今後どんな暴走をするのか期待します。
今回の評価は…