心の底から感動するドラマって、そうそうあるものではありません。
「ＪＩＮ-仁-」は数少ないそんな作品の一つです。
ただこんな尻切れトンボで終わっていいのか!?という最終回だったので、映画かテレビの続編で続きをやって、ちゃんと最後までやってくれると信じていました。
そして、今回待望の完結編放送となったわけです。
ＴＢＳ日曜21時
４月１７日スタート
「ＪＩＮ-仁-」
主演…大沢たかお
脚本…森下佳子
演出…平川雄一朗ほか
さまざまな謎が残されているので、それがどう明かされるかが気になります…、とりわけ気になるのは龍馬暗殺がどう扱われるかということ。
このドラマはキャスト、脚本、演出が３拍子そろって素晴らしかったのですが…
中でも主演の大沢たかおをはじめ、龍馬役の内野聖陽、野風の中谷美紀、咲の綾瀬はるから主要キャストは皆文句なしの好演で、今回も期待大。
他の小出恵介、麻生祐未、桐谷健太、小日向文世、佐藤二朗、田口浩正らもみんな適材適所、申し分ないキャストです。
更に今回は実在の人物が次々と登場、
佐久間象山に市村正親、
西郷隆盛に「坂の上の雲」で広瀬武夫を好演した藤本隆宏、
近藤勇にTHE BOOMの宮沢和史、
中岡慎太郎に「龍馬伝」では刺客を演じた中村亀治郎、
皇女和宮に黒川智花。
こういったメンバーが仁とどうからむのかも楽しみ。現代の医術をどう使うのか、それで歴史を変えてしまうという葛藤がより強く描かれそうです。
佐藤隆太が長州藩士東康介で登場、龍馬と仁にからむ重要な人物になるようですが、佐藤、小出、桐谷と揃うと「ROOKIES」色が高まりますね。
「ROOKIES」の音楽も担当した高見優の音楽は、ドラマを大いに盛り上げ、ドラマにおける音楽の重要さを改めて教えてくれます。
本家の大河ドラマ「江」がどんどん劣化している今、石丸Ｐが「民放での大河」をめざしたこの作品の質の高さは、更に評価されることでしょう。
来週日曜日のスタートが待ち遠しいです。
(^-^)/