春ドラマの出演者の中で、私めが注目していただきたいと思う役者を今日は、ざっとあげていきたいと思います。
まずは、主演する中では、テレビ東京 月曜22時
「鈴木先生」に主演する…
長谷川博己。
NHKの「セカンドバージン」でいきなり注目された彼は、蜷川作品はじめ舞台を中心に脇で活躍してきた人。
しかし、舞台俳優ならではのクサさというか大げささがなく…ナチュラルに演技ができる人です。
今回演じるのは独自のメソッドで生徒にぶつかっていく中学教師。
彼がどう今までになく魅力的な教師像を演じるのかに注目していただきたいと思います。
続いて2人めは今夜スタートするフジテレビ火曜21時の「名前をなくした女神」で主演の杏をとりまくママ友の1人を演じる尾野真千子。
NHKの「外事警察」や「火の魚」で注目され、「Mother」で芦田愛菜の生みの母で印象を残した彼女は、秋からの朝のドラマ小説のヒロイン役に決まっています。
今回演じるのはヒステリックな銀行マンの夫に虐待を受けながら、外では明るくふるまうママ役。
複雑なその状況をどう演じるのか、そしてどう杏にからむのか…クセものぶりを発揮してほしいと期待しています。
3人めはTBS日曜21時「JIN-仁」で、西郷隆盛を演じる藤本隆宏。NHK「坂の上の雲」で広瀬武夫を演じ、その古きよき時代の日本男児ぶりで一躍注目を浴びた人です。
骨太な感じは西郷にぴったりで、実力者ぞろいの中、どんな演技で大沢や内野とあいまみえるかに注目していただきたいです。
彼はオリンピック代表の水泳選手から劇団四季に入った異色の経歴の持ち主です。
以上3人、まだご覧になったことのない方は、今回ぜひ注目していただければと思います。