つい余計なこと言っちゃう杏「名前をなくした女神」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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健太くんママ(杏)は不用意な発言が多すぎですよね…




フジテレビ 火曜21時
「名前をなくした女神」第5話



主演…杏
脚本…渡辺千穂
演出…西浦正記





ちょっと吐き気がするっていうのを見て爽くんママ(尾野真千子)は妊娠中と勘違い…ダンナ(高橋一生)に「おめでとうございます」って言っちゃった前回。





そんなデリケートな問題、本人から言われてもないのに、ダンナに言わないでしょう…普通。無神経にもほどがありますよね…





おかげでダンナは内緒で働いてたパート先まで乗り込んでくるし、お前妊娠してんのか?って問い詰められるし…





そりゃ恨みたくもなりますよ…余計なこと言いやがって!って。





高橋一生のちょっとイってる感じの演技が不気味で良く、尾野真千子の悲嘆、憎悪、怯えとコロコロ変わる目の演技が見事です。





今回感心したのは、健太くんやララちゃん役の子役が上手いのは以前誉めましたが、





今回、塾で「パバが怒っています…ママが泣いています」と答えて涙する爽くん役の子にも感心しました。ホントどの子役も上手いですね~最近は。





健太くんママはあやかちゃんママ(木村佳乃)にも余計なことを言って怒らせてしまいます。





たださえ意地の悪い姑に居座られ、娘をのびのびと育ててないと文句を言われている上に…





最近お受験勉強を始めたばかりの健太くんにあやかちゃんが負けてしまい、悔しい思いをしているのに…





お茶会でお受験の話になり「あやかちゃんは山吹学園を受けるんでしょう…」って、わざわざ気を逆立てるようなことを言ってしまうんです…健太くんママ。





そりゃ…怒りますよ、健太くんが勧められた名峰にあやかちゃんも入れたいんですから…
アンタ下に見てんでしょ!!と怒って帰ってしまいました。





頑張りすぎちゃうエキセントリックなあやかちゃんママを木村佳乃が巧みに演じていて…こちらも見事。





ダンナ(平山浩行)が息が詰まるから、安アパートの別宅でのびのびしているのも分かる気がします。





追い詰められているといえばララちゃんママ(倉科カナ)も相当ヤバい状態。





借金がかさみ、不況でダンナにボーナスが出ず、夜のバイトに手を出すらしく…心はすさむ一方…





爽くんパバの社内セクハラを言いふらし、健太くんママの失言につけいり、陥れてほくそえむ…悪~い顔してましたね。





このドラマ、群像劇としてよくできてます…





今回の評価は…7