仁と龍馬の考え方の対立…「JIN-仁-」第6話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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これまで固い友情で結ばれていた仁(大沢たかお)と龍馬(内野聖陽)でしたが…





今回は考え方に対立が見られ…それに悩む仁が描かれました。





TBS 日曜21時
「JIN-仁-」第6話



主演…大沢たかお
脚本…森下佳子
演出…山室大輔





龍馬が活動の拠点とする長崎に仁もやってきます。
医学所の松本良順に頼まれオランダ人医師が指導する精得館という医学校にペニシリンの講義をしに来たのです。





オランダ人は留学経験の無いという仁がなぜそんな高度な知識を持っているのか怪しみますが…





龍馬が連れてきた目を負傷したグラバーの手術を任され、成功させて認められます。





この頃龍馬はグラバーなどの外国人から銃を買って、長州に売り、長州と幕府軍の戦いを長州優勢になるよう貢献していました。





言ってみれば武器商人なわけで、戦いで死傷者が出ることを良く思わない仁は、龍馬を批判します。





しかし、寺田屋で暗殺未遂にあった龍馬は、自分が倒されたらなすべきことができない…





自分の考えを実現させるためにはまず力で従わせなければならないんだ…と反論します。





暴力は暴力を生むだけなんですよ…と主張する仁。





綺麗ごとではすまない歴史の生々しい渦の中に巻き込まれた龍馬を見事に描いていて感銘を受けました…





あえて仁は幕府軍の負傷者の治療に向かいます。





龍馬の売った銃弾で命をなくす人がいる…という仁の言葉が心に刺さる龍馬。





精得館で生徒として潜りこんでいた田中久重(浅野和之)に、龍馬の良き道しるべになっておあげなさい…と仁はアドバイスされます。





この田中久重という人物、気になって調べたら、なんとこのドラマのスポンサー東芝の創業者となった人物だそうですね。東洋のエジソンとまで呼ばれた発明家だそうです。仁が電球を渡してこういう物を作ってくださいと渡していたのは、そういうことだったんですね。





次回は野風(中谷美紀)の乳ガン再発でしょうか…





展開が気になります!!





今回の評価は…8