父親ゆずりのコメディセンス…「ドン☆キホーテ」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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松田翔太はこれまでテレビドラマではクールな二枚目役が多く、その印象がどうしても強いのですが…





実は飄々としたコメディセンスも持っていることを、今回のドラマで証明しています…(「名探偵の掟」というのもありましたけどね…)





日本テレビ 土曜21時
「ドン☆キホーテ」第2話



主演…松田翔太
脚本…大石哲也
演出…中島悟





松田が演じる城田は、本来気が弱く、押しの弱い児童相談所の職員だったのですが…





ヤクザの組長鯖島(高橋克実)と魂が入れ替わってしまい、強気で粗暴な性格になってしまうのです。





そのため、今回なら息子の引きこもりに悩む母親からの相談があると、型破りで手荒な方法で対処し、そこに笑いが生まれます。





眉間にシワを寄せ凄んだ声を出すと、父親の松田優作に声が似ているのに驚きます。





松田優作も映画「家族ゲーム」やドラマ「探偵物語」で、飄々とした真顔のコメディセンスを発揮した人でした。





兄の龍平は表情も声もしぐさも父親そっくりですが、翔太もやはり血は争えないと感心してしまいました。




彼による「探偵物語」のリメイクをぜひ日本テレビは考えて欲しいですね。





ちなみに今回引きこもり少年を演じたのは「鈴木先生」で竹地くんを演じていた子でした。相変わらずの切れっぷりの良さを見せてくれましたね。





鯖島(中身は城田)が、いやいやながらサルサを踊るのが小ネタながらツボです。




成海璃子の存在が中途半端なことを除けば、おおむね誰でも楽しめるコメディになっています。





今後も荒くれ城田がどう対処していくかが気になります。





今回の評価は…7