生まれて来なければ「それでも、生きてゆく」第7話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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文哉(風間俊介)は少女を殺したことを反省しているのか…





その心の闇にじっくりと迫っていく回でした。





フジテレビ 22時
「それでも、生きてゆく」第7話



主演…瑛太
脚本…坂元裕二
演出…並木道子





洋貴(瑛太)が探しだし連れてきた、文哉がいた少年院の看護師雪乃(酒井若菜)。




文哉に関心を持ち交流を持った彼女によって、洋貴や響子(大竹しのぶ)、耕平(田中圭)は文哉が少年院で 更正したのかどうかを知ります。





まわりは治ったと言っていても、親しくなり深く知るほどに文哉が実は反省してないことを雪乃は知ります。





文哉の退院後、同棲し文哉の子供を宿した雪乃を、ビニール袋を階段に落としておいて転落させ、流させる文哉…





更に見つけ出した文哉の日記に書かれた文章…





そこにはいまだに少女を殺したい衝動にかられる…
とあからさまに書かれていて…





淡々と読みあげるその文章の淡々と読めば読むほど、じわじわと深く伝わってくる冷ややかさ…心の闇。
酒井若菜の抑えた演技が光りました。





改めて洋貴は文哉を殺さなければ…と思うのです。
ラストで見せた殺意みなぎる瑛太の目、凄かったですね…





衝動にかられて美岐(佐藤江梨子)の娘を金槌で殺そうとする文哉。





一緒に遊んでいた臼井(安藤サクラ)がかばったので、我に返った文哉は握った金槌を放しました。





このあたりの風間俊介、上手いですね~、これまでも書いてきたように表情を変えない凄み…
なかなか出来ないんです、これって。
この人もっと起用されていい人なんですがね…惜しいです。





草間家に戻った文哉、美岐に「あんたなんて生まれて来なければ良かったのよ…」と罵られ…





逆上した文哉は、美岐の持っていた包丁で…。





臼井は、美岐はどうなったか分からないままのラスト。





生まれて来なければ良かった…
なぜ文哉はこの言葉にひっかかるのか?
答えはまだわかりません…




今回の評価は…7