このドラマ、とかく江角マキコと石原さとみが前面に立っているがために、男性共演者陣は割を食いぎみで…
日本テレビ 水曜22時
「ブルドクター」第8話
主演…江角マキコ
脚本…橋部敦子
演出…久保田充
今回はボクシングジムで暴行があり、人気ボクサーが外傷性ショック死。ジムの会長が誰か黒幕にお願いして警察にも根回しし、心筋梗塞ってことに…。
その検案書を書いたのが武田(小日向文世)で、どうもその黒幕が武田を脅しているヤツらしく…八代(マギー)がそのスパイで脅迫メールを入れてることも判明。
しかし、ボクサーの兄が解剖を願い出たので、武田に退職願を出した上で大達(江角マキコ)は解剖を強行。
外傷性とわかり当事者たちは逮捕され…
口封じのためか、武田は黒幕の手下に瀕死?の重傷を負わされます。
どうも美亜(志田未来)の腎臓移植の際に黒幕に便宜を図ってもらったんでしょうね…
紳助みたいですが…
それをネタに脅され、武田はアル中になり、今は大達を排除するよう命じられているようで…
小日向らしいビビッドな演技で、今回は娘や部下への思いも表現されました…
いつもは手がブルブルみたいなシーンばかりで割を食ってましたが…
割を食ってると言えば、相変わらず名倉(稲垣吾郎)は大達と比べて中途半端な立場で…
釜津田(石原さとみ)との関係も、イマイチしっくり来なくて、演技派の稲垣ももてあまし気味。
せっかく稲垣を使っているならもっとうまい活かし方があるはずですが…
気の毒ですらあります。
そしてもう一人、妻の珠実に好き勝手やられて、大分怒りがたまっている夫高広(市川亀治郎)。
なんで今まで我慢してたのかも、なんで急に怒り出したのかもイマイチ分からず…
あまり同情のしようもない…
つけ上がらせたのはアンタでしょう?って感じ。
この役も割を食ってます…
どうも…ヒロインを立てれば立てるほど、イヤな女に見えてしまうのが、このドラマのネックです。
今回の評価は…