ラストの大オチに満足…「ドン★キホーテ」最終回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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終盤に若干バワーダウンは否めなかったのですが、最終回は城田と鯖島に均等に活躍の場を与えて、なかなか楽しめる最終回でした。




日本テレビ 土曜21時
「ドン★キホーテ」最終回



主演…松田翔太
脚本…大石哲也
演出…中島悟





前回の討論会、マニフェスト発表に次いで、京浜連合の総長選び、最後の戦いは極道カルタ対決…(笑)。





鯖島(高橋克実)は本来カルタの達人なのですが、中身が城田(松田翔太)のため、うまく取れない…果たしてどうなるか?っていう話。





このカルタ、よく聞いてると笑えるフレーズが多くて「いい組作ろう京浜連合」とかツボでした。





団体戦は鯵沢(小木茂光)の女房が外人なのも幸いして、引き分けに。





延長戦は城田(中身は鯖島)と読み手だった兎田(白竜)の対決。





最後の1枚で城田はお手つきをしてしまい…





泣きの1回をお願いしようとする城田(=鯖島)を制し、鯖島(=城田)は男らしく負けを認め、逆に男を上げます。





一方、児童相談所では潔癖症の母親に家に軟禁されている女の子を、母親から引き離そうという作戦で…





城田(=鯖島)が連れ出した女の子を自転車に乗せ、町内を走り回り、大丈夫と証明してみせるのでした。





…で、どう元の姿に入れ替わるのかと思ったら…空に暗雲が立ち込めて…っていうモヤっとした入れ替わりでしたね。





元に戻ったそれぞれがのびのび演じている感じが良かったですね。





とはいえ一番笑えたのはラストの大オチで西やん(三宅弘城)と兵頭(松重豊)が入れ替わったことでした。




不意をつかれました…これには…(笑)





今回の評価は…7





このドラマ、魂入れ替わりというありがちなパターンながら、それを児童相談所職員とヤクザという設定で対照の妙をうまく出し…





笑えて、泣けて…っていう日本テレビお得意のパターンに持ち込んだ快作となりました。





我が妻は松田翔太の顔を「綺麗!綺麗!」と感心することしきり…





松田優作世代の私めとしましては…松田翔太が凄んだ声を出すと父親に似ることを知り、感慨ひとしおでした。





彼による「探偵物語」のリメイクが見たくなりました…