割と保守的というか、攻めてる感じの作品が少ない秋の新ドラマの中で…
攻める姿勢を感じさせるのが…
10月12日スタート
日本テレビ 水曜22時
「家政婦のミタ」
主演…松嶋菜々子
脚本…遊川和彦
演出…猪股隆一ほか
同じ遊川和彦脚本の「女王の教室」の家政婦版をやろうとしているようなのです。
ですからタイトルが似ているからといって、市原悦子の「家政婦は見た」みたいな覗き見的なものを想像して見ると「違うじゃん!!」ってことになると思いますのでご注意を…。
松嶋菜々子演じる家政婦・三田灯は、無表情で業務を正確にこなすサイボーグのような家政婦。
素性も私生活も謎だらけ、その対応に雇い主の家族の方が戸惑ってしまい、会話がなかった家族に会話が戻りだす…というかなりひねった話。
ドラマの成功か否かは、遊川の脚本もさることながら、どれだけ松嶋菜々子が魅力的なキャラクターを作りあげられるかに、かなりかかっているわけです。
「女王の教室」では天海祐希が見事に演じて、評判を呼んだわけですが…この難役を松嶋菜々子はどう見せるか…
松嶋出演の「GTO」や「魔女の条件」を書いた遊川が、どんな新しい松嶋菜々子を作るかに注目です。
しかし、私めは予想としては辛めで…
初回の視聴率は間違いなく高いでしょうが、その後は落ちていき…
最終的に10~11%くらいに落ち着いてしまうのでは…と予想します。
予想を裏切って松嶋菜々子がそこまでするか!?って驚きがあれば別ですが、そんな感じにはならないような気がするので…
松嶋菜々子を支持するファンは彼女の家政婦役は見たくないとも思いますしね…