そもそも南極観測って…木村拓哉「南極大陸」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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第3話はBS1のクライマックスシリーズの視聴率が高かったためもあって16%にまで視聴率がダウンしてしまいました…





役者もそれぞれしっかり演じているし、演出もしっかりしているのに、「JIN」や「華麗なる一族」のようにはいかず…





むしろ同じTBSのこの枠で低視聴率に終わった「官僚たちの夏」に通じるものを感じます。





TBS 日曜21時
「南極大陸」第3話



主演…木村拓哉
脚本…いずみ吉紘
演出…福澤克雄





なぜ「官僚たちの夏」に通じるものを感じるのか…
それは男たちの熱い思いが前面に出ているのですが…




当時の官僚の仕事が現代の一般市民からは遠い話というか…





国のため大事なこととはわかっていても、実感として伝わりづらかったように…




今回もそもそも南極観測というものが、なぜそこまで大事かが、ピンと来ない人もいるわけで…





わが妻なども全く興味を示さないのです。
宇宙探検や登山ものなどと同じように、この手のものは男性の方が好きですからね。





そのへんはヒットメーカーの石丸Pはわかっていて、日本にいる綾瀬はるか演じるキムタクの義妹や、その教え子たち…前回と今回で言えば子供を出産した隊員の妻などをからめて、男くさくならない努力はしているんですね。





更に試練を必ず隊員たちにぶつけ、今回なら犬たちがちゃんと走ってくれなかったり…
物資を置いていた場所の氷が割れて流されたり…
として盛り上げてるんですが…





ずっとこれが続くのか…

毎回キムタクは熱い言葉を吐くのか…

何やかや言っても堺雅人はナイスフォローをするのか…





とか考えてしまうと…想像しただけでお腹がいっぱい…って気もするのです。





まぁ…私めは見ますけどね。
願望を言わせてもらえば、周りの役者がキムタクの引き立て役っぽくなってしまっているのを、もっと群像劇にしてもらいたいな…ということ。





今回の評価は…6