サブキャラが魅力的…「11人もいる!」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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回を重ねるにしたがって、兄弟たちのキャラも立ってきましたが、サブキャラも面白みを増してきました。




テレビ朝日 23時15分
「11人もいる!」第3話



主演…神木隆之介
脚本…宮藤官九郎
演出…唐木希浩





今回は次女の三子がアイドルになりたくてコンテストを受け、それを継母の恵(光浦靖子)が反対せず、受けて落ちてこりさせようとするが…っていう話。





血のつながりがないために遠慮がちに接してきた母親と子供たちが、より親密になる…というほのぼのした話。





光浦のまじめな一途さとほんわかした優しさが、とてもよく出ていた回でした。





このドラマの魅力は、サブキャラのキャラの濃さにもあって、





まず仕事を失い身を寄せているヒロユキ叔父さん(星野源)と、実(田辺誠一)にデジカメを貸したら壊されてしまう尾女田先生(小松和重)。





この2人が飄々としていていい味を出しています。
2人ともクドカンのいる劇団大人計画の舞台に出ている人だけに、あてこんだキャラづけがされていて、今回のヒロユキ叔父さんと一男(神木隆之介)のマッチョなセリフをめぐる会話はツボでした。





家族会議になぜか尾女田先生がいるのも笑いましたが…。





他にも、一男と関係を持ったソアラちゃんの彼氏のサム。





コワモテで豪快な風貌とは真逆で、やけに細かいことを怒るのにも笑いました。




更に今回凄かったのは、本人の役で登場した名取裕子。
ちょっとさむいほどに、「○○とり、●●とり、名取」にこだわるセリフには、やられました。
堂々たる怪演…よくやってくれたなって感じ。
まぁ「トリック」とかで慣れているんでしょうが…





今回の評価は…7





今回、出番の少なかった清史郎くん演じる才悟。いまだにメグミ(広末涼子)のおっぱいを狙ってはいるようです…(笑)。