自分を待ってくれると言った美咲(藤澤恵麻)と海外に逃げようと思っていたリュウですが…
ＴＢＳ 木曜21時
「ランナウェイ～愛する君のために～」第４話
主演…市原隼人
脚本…羽原大介
演出…山本剛義
いや～今回のリュウはホント可哀想でしたね…
前回の空哉(上田竜也)はまだ最終的に母や妹と和解できたから救いがあったけど…
リュウは、盲目の美咲の目となって生きてゆく決意をして、
刑務所を出たら足を洗わせてもらえるという約束で、無実の罪を着て刑務所に入ったのに…
脱獄してみれば…
美咲は他の男と結婚を控えてるわ…
リュウがかぶった罪は意味のないものに状況が変わっていて、オヤジと慕う組長(小木茂光)からは邪魔者扱い…殺されそうにすらなる始末。
…で、だめ押しは一緒に逃げようと待ち合わせした場所に美咲は来たけど、警察に通報していて…裏切られてしまいます…
何のために罪をかぶり、何のために脱獄したのか、すべてがフイになってしまったリュウ。
気がつけば脱獄仲間だけになってしまったわけです。
友情はあつくなったけど、この先どんなモチベーションでリュウは逃げるんでしょう…？
塚本高史がひねくれているけど、実は一途なリュウを的確に演じていて、胸をしめつけられました。この人また演技がひとつ大人になった気がします。
それにしても、このドラマに出てくる警察って、いつも大人数で現れますが、笑っちゃうほど簡単に逃げられますね。
ひどいもんです。
ところで、リュウを助けに来たワタル(市原隼人)は、どこであのバイクとヘルメットを手に入れたんだろう？
前回の焼きそば屋台一式といい、いくら金があるからって使いすぎではないだろうか？
相変わらず、ツッコミどころがそこら中にあって、見ていて油断のならない作品です。
今回の評価は…
