いや~、このドラマなかなかですよ、やっぱり。
憎々しく怪演している高嶋政伸をうま~く使って、スグルちゃんって役をより魅力的にしていってます。
テレビ朝日 木曜21時
「DOCTORS~最強の名医」第4話
主演…沢村一樹
脚本…福田靖
演出…猪原達三
今回は救急で運ばれ相部屋になった進学校に通う少年と元エリート商社マンのホームレス(浅野和之)との交流の話。
そこにスグルちゃんがからんで、より面白くなりました。
患者の人生まで背負うという相良(沢村一樹)の主張をやりこめて…他の医者たちと「圧勝~」と浮かれたかと思ったら…
珍しく担当になった少年にいいことを言い出したら、ソッポを向かれて「なぁんだよ」とすねたり…
皆川(伊藤蘭)におだてられて、手術の執刀直前に少年のこれからの人生へのいいアドバイスをしたら…
既にホームレスが同じことを言っていて、場がしらけ…「麻酔打っちゃって…」には笑いました。
いや~、相良と皆川によってスグルちゃんが、どう変わっていくかが楽しみになってきました。
スグルちゃんの要素以外にも、ホームレスと医療費を払うのを拒否していた息子との再会もいいシーンでしたし…
医療費を払って…と何度も電話する事務長(小野武彦)と院長(野際陽子)のシーンも笑えたし…
バランスよく、いろいろ盛り込んだ福田靖の脚本の上手さにうならされる回でした。
今回の評価は…