クドカンの遊び心充満…「11人もいる!」第5話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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それぞれキャラの強い大家族真田家の人々を順にフューチャーしていくこのドラマ。





今回は上から5番目の三女の五月。食いしん坊のおデブちゃん五月がイケメン転校生と恋をする…ほのぼのしたいい話でした。





テレビ朝日 金曜23時15分
「11人もいる!」第5話



主演…神木隆之介
脚本…宮藤官九郎
演出…片山修





…とはいえ、そこは脚本がクドカンですから、いろいろな遊び心がちりばめられていて…
何度もニヤっとしたり、クスっとさせられました。





出だしからして出会い頭にぶつかってってよくあるパターンなのに、五月はイケメン白鳥くんに見惚れるわけではなく…





自分が持っていたトーストを踏まれたことを怒るんです…





そのチグハク感が絶妙で、その後の経過を五月から聞きだすヒロユキ叔父さん(星野源)と川越のおじいちゃん(きたろう)も、すっとぼけた笑いがここかしこにありました。





今回川越のおじいちゃんはなぜかゲイ?疑惑もあり、韓流ドラマファンとか、更に怪しいキャラづけが加えられてましたね…





あと私めのツボは、白鳥くんがヒップホップのダンスを習っていて、それを披露するんですが、そのビミョーさ加減…(笑)でした。





何もお別れの時もやらなくてもねぇ~





あと、オチは五月が田舎で飼ってるブタに似ていたからなのか…と思ったら、





震災でなくなっていた大好きな弁当箱に描かれた絵の女の子似というオチでした。





震災で引っ越してきたという設定を巧みに使っていました…





ほのぼのした良い回でした。





おなじみの家族会議はソアラちゃんが加わり、居場所がなくなったメグミ(広末涼子)は仏壇の中へ…





才悟(加藤清史郎)が気遣うと、いいのいいの、ホントはここにいるんだから…
と切り返すやりとりも笑えたし…その後ソアラのおっぱいを触らせてもらえば…と言われ色めき立つのも、ニヤリとさせられました。




他にもいろんな遊び心が、ここかしこにあり、たっぷり楽しめました。





今回の評価は…7