ダメダメなお父さん恵一(長谷川博己)がやっとお父さんとして子供たちに受け入れられる回でした。
日本テレビ 22時
「家政婦のミタ」第7話
主演…松嶋菜々子
脚本…遊川和彦
演出…石尾純
父親として子供たちを愛するにはどうしたらいいかがなかなか分からない恵一。
そんな中、恵一の元不倫相手と付き合っていたのに、常務の娘になびいて捨てた元部下を、恵一は怒りに任せて殴りかかり…
結局、会社をクビになってしまいます。
おまけに末っ子希衣に渡された「お父さんの石」もどこかに落としてしまいます。
破れかぶれの恵一は、希衣が主役をやるお遊戯会にとても行けないので、ミタに中止にしてくれるよう頼みます。
幼稚園に爆破予告の電話を入れて中止にさせようとするミタ。
警察にお目玉をくらい、結局お遊戯会は行われたものの、恵一は見に行けず… 希衣も主役をおろされてしまいます。
オレが死ねば良かったんだと、妻が死んだ川に入っていく恵一。
そこへ子供たちがやってきて、家でお遊戯会をやるから見て…と頼みます。
希衣に他の兄姉も付き合って「オズの魔法使い」を見せると、恵一は涙ながらに子供たちに父親として頑張っていく…と訴えかけます。
この長ゼリフは長谷川博己の渾身の演技でした。
なくした石もちゃんとミタが見つけてくれていました。「超過料金は結構です」ってところにミタの情を感じました。
何かしらミタのせいで夫と息子が死に、姑に二度と笑うなとなじられたのが、笑わなくなった理由のようなんですが…
遂に次回はすべてを告白してくれるようです…
今回の評価は…
「やさしくなりたい~」とエンディングにかかる主題歌が、回をおうごとに好きになってきました。