今回も切ないお話でしたね~
ベラ(杏)が人間に恋をするという話だったんですが…
日本テレビ 土曜21時
「妖怪人間ベム」第6話
主演…亀梨和也
脚本…西田征史
演出…浅見真史
自転車置き場で出会った大久保(田中哲司)という男を好きになるベラ。
ところがこの大久保、実は夏目(北村一輝)の息子が死んだ原因になった爆発事故を起こした張本人。
しかも、それを知っていて脅迫する友人を殺そうとしている男なんです。
そうとは知らず、恋をするという気持ちがどういうものかを、いろんな女性たちに聞いてまわるベラの姿がいじらしかったです。
真実を知ってしまい、何とかベラが傷つかないよう陰ながら気遣うベム(亀梨和也)。
結局ベラも真実を知ってしまうのですが、怒るでも諭すでもなく、恋する気持ちを自分に抱かせてくれてありがとう…っていうんですね。
この意外性には胸を打たれました。こういうピュアな気持ち重視の作りが、このドラマの良さですね。
ここでベラがこう言うからこそ、その後、緑の液を注入された大久保に、お前もオレを脅すんだろ…と殴りかかられて…
涙を殺して高笑いするベラの姿がとても痛々しく切ないんです。
杏のベラは彼女の女優人生がこの先どれくらいか分かりませんが、間違いなく当たり役の1つに数えていいと思います。
同じことは亀梨にも言えて、彼のベムも代表作に入れていいですね。
しかし、亀梨の上半身の美しさは男の私めが見ても惚れぼれしますね…
毎度おなじみになってますけど…
今回の評価は…
悪いヤツと戦う時、テーブルの上を腹這いで滑って頭突きするベロ(鈴木福)が可愛かった~!