意外とおとなしい最終回…「11人もいる!」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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クドカンの脚本だから最終回にまた何かビックリさせてくれる仕掛けがあるのかと思ったら…案外とおとなしく、ちょっと拍子抜けした最終回でした。





テレビ朝日 23時15分
「11人もいる!」最終回


主演…神木隆之介
脚本…宮藤官九郎
演出…片山修





辛うじて大学に受かった一男(神木隆之介)は入学するとチャラ男になり、遊び呆けますが、





女子学生に厳しいことを言われ、今度は大学にも行かない五月病に…





家族会議が開かれ、出産間近のソアラに喝を入れられるとソアラが破水。





子供が産まれ、大学はやめてバイト生活…





ところが、家族の留守中に家が火事に…





真田家はバスで全国の施設を回りながらの放浪生活。




その行く先々でやるのが、今まで毎回出てきた「それが家族なんです…」の歌の合唱。





ダイナミックパパに代わってテレビでも取り上げられるっていうのがオチ。





火事で姿を消したメグミも記念撮影した写真に映っていて一緒だよというほのぼのしたラスト。





クドカンらしい奇抜さよりヒューマンな感じの最終回でした。





今回の評価は…6





とはいえ、このドラマ、普通のホームドラマでは終わらせないクドカンのアイデアが毎回楽しめて…





傑作とまではいきませんが、十分満足のいく作品でした。





ダメ親父の田辺誠一やあっけらかんとした幽霊の広末涼子の飄々とした演技。



意外と達者で女優としての可能性も感じさせた光浦靖子。





他にもいつもニコニコしてる四郎やおデブの五月など子供たちも個性的で…





更に脇にはヒロユキ叔父さん(星野源)や実はおばあちゃんのウサギちゃん(きたろう)、コワモテでも優しいサムなどナイスキャラクターが沢山いて笑いを増幅してくれました。