なるほど、そういうことだったんですね…
だまされましたよ…乾(千葉雄大)には!
TBS 木曜21時
「ランナウェイ~愛する君のために」最終回
主演…市原隼人
脚本…羽原大介
演出…山本剛義
母やその彼氏にまた虐待されそうになるサクラ(熊田聖亜)をパンダ(山崎賢人)が助けに来てくれましたね。(パンダマンって…(笑))
…でもって、ネット動画でサクラが自分は誘拐されたわけではなく、彼らに助けられよくしてもらったこと、アタル(市原隼人)の娘のことを訴えかけ…
そのおかげで全国から募金が集まり、娘はアメリカで移植を受けられることに…
アタルや仲間たちが懸命に運んだ大金は犯人に燃やされてしまったんで絶望的だったのに…
良かった~と思ったら…
空港へ向かう救急車の様子がおかしく、運転しているのは乾。
こいつは昔からアタルに恨みを持っていたってことで…
しかも、副総監(渡辺裕之)は乾の実の父親で、息子の犯罪を隠蔽しようとしてたんですね…
最後には悪いヤツらは捕まり…、
アタルは妻子と再会。
クウヤ(上田竜也)はビザ屋を開くはずがクレープ屋を開業。
シュン(菅田将暉)はワイナリーを再び作る勉強を…
サクラは一緒に住もうという父親の申し出を断り、養護施設に…
柳川(渡哲也)も娘から優しくされるようになり…
リュウ(塚本高史)の死を、美咲(藤澤恵麻)に伝えるフォローが無かったのは残念でしたが、
みなそれぞれに明るいきざしが…というラストでした。
まぁ…あんなイイやつのアタルをなぜそこまで乾が憎んでいたかが、イマイチわかりませんでしたがね…
あと今までやたら逃げられていた警察が、今回はあっさり捕まえたのは笑いました。
今回の評価は…
毎回ツッコミどころがいっぱいあって、楽しませてもらったドラマでした。
細かいことにこだわらずグイグイ行く感じが、主演の市原隼人の熱くストレートな演技と合致して、不思議と引き込まれました。
逃走仲間の3人もそれぞれキャラクターに合った適役で、特に上田竜也のバカ演技にははまりました。
名子役熊田聖亜の演技も堪能しましたし…
菅田将暉と千葉雄大は来年更に飛躍しそうな要注目の若手です。
あとラストに流れるいきものがかりの「歩いていこう」も良かった!
今クールの主題歌賞は「やさしくなりたい」とどちらにするか悩ましいところです。