月9の松本潤を取り巻く脇のメンバーも強力ですが…
この火曜21時の竹内結子を取り巻く男優陣もかなり強力で、がっちり竹内を支え守り立てていますね。
フジテレビ 火曜21時
「ストロベリーナイト」第2話
主演…竹内結子
脚本…黒岩勉
演出…佐藤祐市
竹内結子については前回に書きましたので多くはふれません。
このドラマの強みは主演もできるくらいの強い男優陣をまわりに置いているところにあります。
その第一が主役姫川を脇で支え、恋愛感情さえ感じさせる菊田役の西島秀俊。
こういうポジションの役をやらせると西島は非常に力を発揮する人で、今回も実に見事なアシストをしています。
もう一人は第5班の班長ガンテツ役の武田鉄矢。
叩き上げで手柄を取るためには汚いやり方もヘッチャラのダーティな班長。
姫川を目の敵にして、顔を合わせればイヤミや憎々しいことばかり言うおっさん。
武田鉄矢は金八先生もさることながら、こういうイヤなヤツをやると非常に良くて、アクの強さがたまりません。
更に所轄の刑事で、何かと姫川班にからんでくる井岡役の生瀬勝久。
そのおとぼけ演技が辛気くさくなりがちなドラマの雰囲気を和らげてくれています。
この3人の他にも…
何かトラウマを抱えているらしく、クールな感じの部下葉山役の小出恵介。
姫川班の父親的な存在で頼もしいベテラン石倉役の宇梶剛士。
エリート風を吹かし文句ばかり言う管理官橋爪役の渡辺いっけい。
姫川を何かと守ってくれる係長今泉役の高嶋政宏。
姫川を可愛がっている飄々とした監察医國奥役の津川雅彦。
今回は出てませんでしたがキッチリした捜査をする日下班長役の遠藤憲一。
これだけ揃えりゃ文句はあるめぇ~って感じですが、
揃えすぎて竹内の迫力や貫禄不足が浮き上がってしまうという逆効果も否めない部分もあります。
今回は2話続きの話になりましたが、証拠やアリバイを固めずに連行はちょっと粗っぽい展開で、警察がバカに見えてしまいましたね…
もっとぎゅっと凝縮して1話で終わらせる手はなかったんでしょうか。
今回の評価は…