今まであまり共感する人物がいなくて見にくかったのですが…
今回は三男の馨(中丸雄一)に肩入れして見られたので、これまでになく良かったです…
フジテレビ 日曜21時
「早海さんと呼ばれる日」第4話
主演…松下奈緒
脚本…大島里美
演出…河野圭太
実は私めも就職の時、結構苦労して軒並み志望した会社に落ちまくって自信喪失した経験があるので…
今回の馨の就活エピソードには共感してしまうんですね…
まぁ…今逆に自分が面接官をやるようになってわかるのは、付け焼き刃の知識であたりさわりのない学生が一番魅力がないってことです。
今回の馨はまさにそれで、どの業種の会社に行っても、優等生的なあたりさわりのない志望動機を言っていて…
それがダメだってことに本人が気づいてないんです。
そのへんの個性のなさを、KAT-TUNの中でも影の薄い中丸が、割とはまり役でうまく演じていて…
家のせいにしたり、父親のせいにしたり、社会のせいにしたり…何かのせいにしたがるのも現代っ子らしくて…
そのへんをうまくまとめた脚本でした。
親父(船越英一郎)や弟(森永悠希)の気遣いや、コネに頼るくだりも細やかに描かれていて、なかなか面白い回でした。
ホントは何をしたいのか馨が気づくのはいつなのか…ちょっと楽しみになりました。
今回の評価は…