鉄平の影響力…「13歳のハローワーク」第6話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマはパターンがきっちり出来あがっていて、脚本や演出が変わっても、著しく劣る回が無いのがいいですね。





テレビ朝日 金曜23時15分 「13歳のハローワーク」第6話



主演…松岡昌宏
脚本…内平未央
演出…梶山貴弘





毎回おなじみになっているこのドラマを見る楽しみは…





1990年にタイムスリップした鉄平(松岡昌宏)が塾の生徒にアドバイスしたことで、現在に戻ったらその子がどうなっているか…というところで…





今回は同じ男の子を好きで性格は対照的な2人の女の子が描かれました。





片や美形なのに主婦になることを拒み、勉強にうちこんで友達づきあいのできない子。





片やブスで頭もあまり良くないけど、好きな人へは率直に告白するし、喜んでもらえるなら誰にでも優しくできる子。





バレンタインデーをめぐる二人のなりゆきを傍観して鉄平は美人の子には、主婦をバカにするな、お前は主婦にもなれない、主婦は大変なサービス業なんだぞ…と苦言を呈し…





ブスの子にはお前が誰にでも優しくできるのはいいぞと励ましてあげるのです…




…で2人が大人になってどうなったかと言うと、美人の子は平凡でも幸せそうな主婦に…ブスの子は銀座のクラブのママになっていました。





鉄平の影響力がちゃんと反映されていたんですね。





しかし、鉄平の本来の目的は自分の現在を変えるはずなのに、それが一向にうまくいかないのが皮肉なところで…





今回はそれをぼやいたら、13歳の鉄平(田中偉登)に今のままでいいってことなんじゃない?って励まされてました…(笑)





松岡と田中くんのコンビネーションも回を追って良くなってますね。
カンの良いなかなか有望な少年です。





今回の評価は…7