それを漏れ聞いたファンがネット上で猛抗議…仲が良い親子のコミカルな話路線に変更を余儀なくされた、ってことだったんですが…
日本テレビ 土曜21時
「理想の息子」第８話
主演…山田涼介、鈴木京香
脚本…野島伸司
演出…佐久間紀佳
…で、野島伸司にしては明るくコミカルに、ホントに野島が書いてるの？くらいの内容で…
毎回お決まりのパターンを続けてきたわけですが…
ひと通りパターンを繰り返したら、ぼちぼち自分らしさを出してもいいだろう…と、
前回あたりからドロっとダークな面も出し始めました。前回だと海(鈴木京香)が明かす母性愛の欠如だったりして…
今回はついに大地(山田涼介)に海(鈴木京香)に結婚して～と言わせるという、まさかの展開を強引にねじこんできました。
もしホントに当初近親相姦ものにしたかったのなら、その執念恐るべしです。
またそれが呆れるほど大胆な展開で…(汗)
海と大地は小林母子(鈴木杏樹、中島裕翔)と産婦人科で取り違えた子だという…
実はこれ小林母の計略で、大手ゼネコン７社の御曹司たちが大臣(金子ノブアキ)の前で戦って、大仕事の入札を争うのですが、我が子浩司ではとても勝てないと思ったから…というメチャクチャな設定。
金子ノブアキはこれが３役め。さすがに大臣役は無理がありますよ～
…で、鈴木母子はＤＮＡ検査の結果も出ない内から乗っかってしまって…
大地は浩司に代わって、強敵天王寺(風間俊介)と戦い見事勝ってみせるのです。
その最終的に勝つ時に、海に結婚のＯＫをもらって奮起してコアラ&カンガルーパワーで勝つわけですが…
どさくさ紛れに気持ち悪いこと言わせてるな…ってことで、
野島伸司のしたたかさに唖然としました…
しょ～もない役をエキセントリックに熱演した風間俊介が気の毒に見えてなりませんでした。
いくら会社のためとはいえ、母親にひどい仕打ちを受けた浩司には、ダークな思いが芽生えたようで…
次回、何かしでかしそうです。
脚本家がのさばればのさばるほど、このドラマ本来の面白さは薄れてしまいそうです。
ラスト強引に女装シーンをねじこんできたのは、プロデューサーの趣味でしょうか？それとも野島の…？
どうしても入れたいみたいですね…毎回。
今回の評価は…
