長男と父のプライド…「早海さんと呼ばれる日」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回は長男恭一(井ノ原快彦)と父恵太郎(船越英一郎)がフューチャーされる回でした。





両者に共通するテーマは「男のプライド」…。
それもよくできた奥さんをもらった男の…





フジテレビ 日曜21時
「早海さんと呼ばれる日」第8話



主演…松下奈緒
脚本…大島里美
演出…河野圭太





まず恭一は優梨子(松下奈緒)が抜けた後の企画部に入り、企画のチーフを任されるのですが…





自分はこれをやりたい…というアイデアや意志が無く、他人の言葉に左右され…




おもちゃのデザイナー(高橋一生)からも上司からも優秀だった優梨子と比較され…





挙げ句はあまりに言うことがコロコロ変わる恭一に怒ってデザイナーはこの仕事を降りると言い出してしまい…





まぁ…いますよね、こういう恭一みたいな人。人当たりがいいんだけど自分がないって人。





会社ばかりか、家でも家族ガテマラ祭りの景品のアイデアを出し合ったら、つまらないアイデアしか言えない…ってところに笑いましたが…





イノッチがまたこういう冴えない頼りなげな男がハマり役で、そんな自分のこともわかっている悔しさがよく伝わってきました。





恭一のプライドを傷つけずどうアシストしたらいいのか、優梨子も悩みどころですね。





一方、恵太郎も実は元々美味しいコーヒーを出す純喫茶としてこの店を始めたのに…まわりにチェーン店とか出来て、それだけではやっていけず…





酒も出すスナックのようになってしまったことが分かりました。





ホントは純喫茶のままでいたかった恵太郎のプライドを妻の陽子(古手川祐子)はわかっていながら、傷つけず支えていたのでした。





毎年開店記念日にガテマラ祭りをやっていたのも、初心を忘れてほしくなかったんですね。





次回、恭一と恵太郎がどう変わるのか楽しみです。





今回の評価は…7