とにかくこのドラマ、3%台という深夜枠のように低い視聴率なんですが…
内容的には回を追うごとに良くなっていて…
私めの好きなテイストのドラマなのであえて応援したいな…と思います。
視聴率ほどひどいドラマでは決してないです!!
フジテレビ 日曜21時
「家族のうた」第3話
主演…オダギリジョー
脚本…酒井雅秋
演出…都築淳一
子供たちとのからみの中で、主人公も成長していく…という仕組みがちゃんとできていて…今回はちょっと感動ものの回でした。
一番下の陸くん(藤本哉汰)が合唱の練習で声が裏返って笑われたのを気にして、練習をさぼるようになり…
それを理由に悪ガキにはいじめられ、逃げてばかりなのを正義(オダギリジョー)に「お前はミジンコの中のミジンコだ」となじり喝を入れます。
ぶっきらぼうで突き放すようでいて、実は根っこは優しく温かい正義を、オダギリジョーは繊細に演じています。
授業参観で合唱披露の時、やはり歌えないのかと思ったら、陸くんは勇気を出して大声でしかもギターを弾く真似をし、歌い終わりに「ロックンロール!って。」
こういうダメな子が一皮むける話というのは私めは好きなので、ちょっとホロリとするシーンでした。
廊下で背を向けて聞いている正義の姿が良かったです。
それでせっかくの新曲の話を、アレンジで別ものにされたのをしっかり断わりに行く勇気を、正義自身も貰ったのです。
正義と子供たちの絆が強まっていく感じがいいですね。
早めに打ち切りの噂も出てますが…ぶれずにクオリティーは守って欲しいと思います。
今回の評価は…