初回と第2話を演出した木村ひさしと、前回と今回を演出した吉田健の作風があまりに違って、
同じ脚本家が書いているのにこんなにも違うかというぐらい作品の雰囲気が変わりました。
私めの好みで言うと初回の方ですが、この枠にふさわしいのは今回の方でしょうね。
初回のような演出なら金曜22時向きですからね。
TBS 日曜21時
「ATARU」第4話
主演…中居正広
脚本…櫻井武晴
演出…吉田健
…ってわけで、初回の頃にあったくすぐり笑いや、ちょっとすっとぼけた間合いなどが、ほとんどなりをひそめ、
チョコザイが舞子(栗山千明)に捜査資料を見せられ、ヒントをつぶやき解決に至るというしくみがシンプルになり…
ガチャガチャした感じは減って見易くはなったと思います。
でもなぁ~
ラリー(村上弘明)はチョコザイのことをしばらく泳がせるみたいですけどね…
しかし、何者かはっきりしない人間に、部外秘であるはずの資料を簡単に見せるのも、どうかと思いますけどね。
しかし、このドラマの北村一輝はいつに増して濃い顔ですね。
彼がラリー役でも変な外国人っぽくて良かったかも…です。
北村の沢が上司の嶋田久作にしぼられるシーンが、なにげにツボです。
今回の本筋はいろいろ強引なところがありましたね。
あんな雑な殺し方なのに分からないのか…と思ってしまいました。
安藤サクラが胡散臭さ丸出しだし…(笑)
今回の評価は…