佐伯教授の過去…「37歳で医者になった僕」第8話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回はいろいろと内容がぎっしり詰まった回でした。




中でも興味深かったのは佐伯教授(松平健)の高校の恩師伊達(竜雷太)の回想でわかった佐伯の過去でした。




フジテレビ 火曜22時
「37歳で医者になった僕」第8話



主演…草なぎ剛
脚本…古家和尚
演出…白木啓一郎





肺炎で入院してきた伊達は佐伯に診てもらいたい…の一点張りで、担当の新見(斎藤工)や下田(八乙女光)が検査を勧めても聞く耳を持ちません。





下田や紺野が、患者の方でも医者に向き合って欲しいと誠実に訴えたことで伊達は態度を軟化。





検査を受けてくれますが、肺に影がありすぐに手術しないと…って話に。





しかし、新見や沢村(水川あさみ)、更に森下(田辺誠一)は伊達のカルテから、初めに外来で佐伯が診た際の見落としに気づいてしまいます。





手術後に一旦良くなるも、容態が急変、伊達は死んでしまいます。





疑問を感じた紺野も佐伯のミスに気づいてしまいます。





その佐伯ですが医者になるのは父親の病気を治したいためで…若い頃は情熱を持って医療に立ち向かっており…





伊達のところへ上司に対する愚痴なども手紙に書いて送ってきていた…とか。





つまり佐伯にもそういう時期があり、かつては紺野タイプだったかもしれないのです。それが今のようになってしまったのには何かあったんでしょうね。





更に驚いたのは佐伯と対照的なタイプのはずの森下が、実は出世欲があるのか、今回の佐伯の医療ミスを学部長選に利用しようとしているふしがあること…





佐伯と森下の接近に複雑な心境の中島(鈴木浩介)や、佐伯に従っていいのか迷い始める新見など、いろいろ思惑が交錯しはじめて面白くなってきました。





ただ、せっかく紺野と普通の生活ができ始めて喜んでいたすず(ミムラ)の病状が悪化しているのが心配です。





今回は下田の成長がよく分かり、八乙女の演技も光っていたことも書き添えておきます。





今回の評価は…7