変わらずゆったりと…「もう一度君に、プロポーズ」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

最終回近くになるとバタバタしはじめるドラマがありますが…





このドラマはゆったりと心情の変化を描いてゆく…という姿勢を守り続けているのが大変好ましく思います。





TBS 金曜22時
「もう一度君に、プロポーズ」第9話



主演…竹野内豊
脚本…桐野世樹
演出…木下高男





今回もラストに波留(竹野内豊)の父太助(小野寺昭)が亡くなるってこと以外は、





大きなストーリーの変化は無かったわけですが…





じわじわと可南子(和久井映見)の心が波留に傾いていっているのが感じられて、決して退屈にはならない見ごたえがちゃんとありました。





特に太助と可南子と3人で海へドライブに行くシーンは、いいシーンで…





可南子に太助が波留の家族になってくれてありがとう…たとえその記憶がなくても感謝する…と言うくだりは、





死が近い太助の言葉だけに深く心にしみる言葉でしたね。





そして波留に可南子が自分が書いた日記を今は勇気が出なくて読めないけど…いつかちゃんと5年間の積み重ねを読みたい…





と言うところも、淡々となにげないけど可南子の心の傾きを表現していて、じんわりとした良いシーンでした。





それを離れた所から見ている太助の穏やかな笑顔も良かったし…





ラストの太助の死も…
淡々と波留は大声を上げるでも泣くでもなく…





じっと見据えているのが…逆に涙を誘いました。





最終回もこの調子でゆったりと見せて欲しいと思います。





今回の評価は…7





裕樹(山本裕典)は桂(倉科カナ)といい感じになってきましたね。
彼女とは結局別れちゃうんだろうか?