今回は期待どおり見ごたえたっぷりな回でしたね。
凄まじい気合いで対決する古美門(堺雅人)と三木(生瀬勝久)の法廷対決はまさに千秋楽の横綱勝負って感じでした。
フジテレビ 火曜21時
「リーガル・ハイ」第10話
主演…堺雅人
脚本…古沢良太
演出…城宝秀則
何しろ相手の手の内を知り尽くしている2人なので、相手が用意した証人をえげつなく傷つけていくバトルは息をのむ凄まじさ…
里見浩太朗が出ているからか、なぜか「水戸黄門」がらみのキャストが出てくるこのドラマ、今回は横内正と山田純大の新旧格さんが、師弟関係の学者を演じるという凝ったキャスティングでした。
一進一退が続き何としても土壌や水質汚染を証明したい古美門は、私財をなげうってまでの執念を見せます。
しかし、それもうまくいかず…1軒3千万円で和解という三木の提示を住民たちに伝えます。
すると以前とは違う住民たちは5億より低い額なら貰わねぇ…あんたには最後まで戦ってもらう…と古美門を鼓舞します。
…でもって、自らの肉体を使って証拠となろうとする黛(新垣結衣)が発病…
それまで頑なに協力を拒み続けた化学工場の開発者(田畑智子)もその姿に打たれ、工場内でも汚染された発病者が出たのに隠蔽した内部資料を提供します。
これで勝負あった。三木は敗れて悔しがります。古美門のせいで犠牲になったのは誰なんですかね…
意外とペットとかかも…
癌になったと思い込んでる黛を古美門は抱きしめましたが…
実は医者を買収し、ウソの告知をさせたのがバレ…
さすがに黛も愛想が尽きて、最終回は三木とタッグを組み古美門と対決するようです。
そりゃ怒りますよね…
冒頭の「長澤まさみじゃないし~~!」への怒りとはわけが違いますからね。
今回は堺雅人の弁舌もさることながら、生瀬の迫力、新垣のひたむきさも光る回でした。
最終回はどうなるんでしょうね。
今回の評価は…