自分は戸籍に載ってないと知って、ヒロインの玲(武井咲)はショックを受けるわけですが…
いろいろ考えると、ここまで自分の保険証が無いと知らなかった本人も…どうせ分かることを隠してきた母親葉子(木村佳乃)も疑問だらけ…
設定に無理を感じてしまいました。
フジテレビ 火曜21時
「息もできない夏」第1話
主演…武井咲、江口洋介 脚本…渡辺千穂
演出…河野圭太
玲はパティシエになることを夢見てスイーツ店でアルバイトしていますが、その熱心さを評価され正社員への登用を店長に言われます。
その手続きに必要な書類を区役所の夜間窓口に取りに行き…
自分は住民票もなく、戸籍にも載ってないことを知ることになります。
保険証もないし、パスポートや運転免許証も取れないんです。
これまで歯医者にも病院にも全く行ったことが無かったんでしょうか?この玲って子は…
気づくの遅すぎだろ!?と思うのと、母親はどうする気だったんだろう?と疑問が押し寄せるばかり…。
問い詰める娘に母親は、前の夫と離婚してすぐに玲の父親との間に玲ができたのですが…
法律で離婚して300日以内に生まれた子は、元の夫の子供になってしまうらしく…
そうならないために産んでからも出生届を出さなかったってことらしいんです。
そんな法律があるのを初めて知りました。離婚も成立してない内に他の男との間に子供を作ってはダメだよって意味なんですかね。
「あなたのためだったの…」と涙ながらに母親は娘に言ってましたが…
え~そうか~!
だからってその後、そのまま隠して、何も手をほどこさずに来たってどうなんだろう…
フランス語の本とか買い与えたりして…
パスポートを取れないの知ってるだろうに…
結婚だってできないわけでしょう…!?
わからないことだらけ…
メインとなるその問題が疑問だらけなのに…
区役所の窓口にいて玲と知り合いになる樹山(江口洋介)も過去に何かあって…
その贖罪で妻でも子でもない親子と暮らしている様子。
更に玲と何か関係があるらしき常連客の老人(北大路欣也)、その老人のことを知ってるらしき謎の男(要潤)、玲と同じ境遇らしき青年(中村蒼)とわけ分からない人ばかり出てきて…
欲張って謎をばらまきすぎだろうと思ってしまいました…
まぁ…様子を見てみます。
しかし、武井咲ってどの役をやっても同じ演技をするな…っていうのと、江口洋介はさっぱりした髪型の方がいいのに…っていうのも気になって仕方ありませんでした。
今回の評価は…