前回よりは良いけど「東野圭吾ミステリーズ」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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前回より視聴率がガクっと下がってしまいましたが…




皮肉なもので、作品の出来は今回の方が良かったように思います。





ただし、前回よりは…ですけどね。





フジテレビ 木曜22時
「東野圭吾ミステリーズ」第2話
「犯人のいない殺人の夜」




主演…坂口憲二
脚本…ひかわかよ
演出…澤田鎌作





坂口憲二が怪しいのはバレバレでしたが、前半のテンポは引き込ませるものがありましたね…





有名建築家(白井晃)の息子が家庭教師を刺してしまい…もう1人の家庭教師佐藤(坂口憲二)と殺人を隠ぺいすることに…





金のためとはいえ…やけに協力的な佐藤が怪しいと思ったら…





偽装殺人で殺された女と、刺した子の兄と共謀して金をまきあげる計画的なものだったとわかる…という話。





もっと坂口憲二は前半はネコをかぶって、品行方正っぽい人物に見えなければいけないのに怪しさを漂わせてしまったために…





後半の冷酷さが明らかになる豹変ぶりが生きなかったのが残念なところでした。




気合いの入った悪役ぶりではありましたが…





前回よりは良かったのですが、原作をドラマとして更にふくらみを持たせるほどの脚本家の力量を今回も感じられませんでした。





今回の評価は…7





中井貴一のナビゲート部分はどうなんでしょうね…





連続性を持たせたい意図は分かりますが…効果があるのかはなはだ疑問です。
普通に前ふりしてくれていいのに…